台風ハイエン被災零細農民の生計向上プロジェクト

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農業マイクロファイナンス商品開発に向けてフィールドワークを行ってきました

2016.11.16

11月3日〜11日にかけてレイテ島に行ってきました。今回の目標は現地の農業マイクロファイナンス市場、特に顧客のニーズと既存サービスの調査です。9日間かけてレイテ島のパートナー協同組合3か所(Calubian、Abuyog、Sogod)を北から南へと廻ってきました。

農業マイクロファイナンス商品開発の第一歩となる今回の調査では、「コモディティプロファイル」も併せて実施しました。「コモディティプロファイル」とは、農作物の生産プロセス(土地づくり、耕地、病害虫防除から収穫まで)におけるキャッシュフローを洗い出すツールです。具体的には農民の毎月の人件費と材料費・設備費を具体的に算出します。農業は気候や災害の影響を受けやすく、よって農業マイクロファイナンス商品は一般的にリスクが高いといわれています。ですので農民のキャッシュフローに合わせた貸出金額や返済時期を設定することが、マイクロファイナンス機関(MFI)にとって非常に重要となります。

 

ココナッツのコモディティプロファイル作成中

また現地ステークホルダー計20団体以上(地域の農政を司る公的機関、パートナー協同組合、協同組合の顧客である農民、作物保険を提供している政府機関、協同組合と競合関係に当たる正規・非正規金融機関)に対しインタビューを行いました。ここで収集した情報を分析し、市場の現状と顧客のニーズを明確にしていくことで今後開発していく商品デザインのベースを作り上げていきます。

移動が多く体力的に疲弊しがちな出張ではありましたが、顧客である農民との交流は本プロジェクトを実施していく上で新たなモチベーションを与えてくれました。普段はマニラにある現地パートナーのオフィスで仕事をしており、本プロジェクトの最終的な受益者である農民の生活に触れる機会はありません。「百聞一見にしかず」と言いますが、やはり現地に行くことから始まるのですね。

お米とキャッサバを栽培する農民たち

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