HOME > JICAミンダナオ草の根技術協力 > プロジェクトチーム紹介!
今回は、プロジェクト概要説明をいったんお休みして、ミンダナオプロジェクトに携わるチームの紹介をいたします!
今回のプロジェクトでは、JICAの事業委託という形態で、プラネットファイナンスジャパンが事業実施者、ミンダナオ・マイクロファイナンス・カウンシルがカウンターパートとして、共同して事業を推進いたします。さらに、現地業務補助員として、プラネットファイナンス・マニラオフィスから、3名のマイクロファイナンス専門家が事業に携わります。
まずは、プロジェクト全体の統括者であるプロジェクトマネージャー、プラネットファイナンスジャパンの長友留奈(ながともるな)からご挨拶です。
はじめまして。プロジェクトマネージャーの長友留奈です。
学生時代にムハメド・ユヌス氏のグラミン銀行の取り組みを本で読んで以来、日本人として、日本からマイクロファイナンスセクターの発展に貢献することが長年の夢だったので、今回JICAの草の根技術協力事業という形でマイクロファイナンスプロジェクトのスタートがきれたことを大変嬉しく思っています。
本プロジェクトの対象国であるフィリピンは、政府が80年代よりマイクロファイナスの推進に積極的に取り組んできたため、マイクロファイナンスに適した政策環境が整っているといわれています。その甲斐あり、フィリピンにはマイクロファイナンス機関が大小合せて5,000ほどあり(*1)、世界的にみてもマイクロファイナンスが発展している国であるといえます。
しかしながら、プロジェクト対象地域であるミンダナオは、同国の他の地域と比較して貧困率が高いにも関わらず、マイクロファイナンスの普及が遅れています。特に、同地域の貧困層の大多数を占める零細農民のフォーマルな金融サービスへのアクセスが限られていることが大きな課題となっています。本プロジェクトでは、このギャップを埋めるべく、チーム一同ミンダナオのマイクロファイナンス機関に対する技術支援に取り組んでいきたいと思っています。
3年間のプロジェクト期間に亘り、アシスタントプロジェクトマネージャーの松浦とともにプロジェクトの進捗を現地よりレポートしていきますので、今後ともどうぞ宜しくお願いします。
11月21日に、マニラオフィスでクリスマスパーティを開催しました!普段は出張ばかりでほとんどオフィスにいない、プラネットファイナンスのエキスパートたちですが、この日、ほぼ全員が集合したため、急遽開催です。(前列中央・長友)