HOME > 東北復興支援

東北復興支援プログラムの第三者機関による評価を実施しました

2014.03.17

プラネットファイナンスジャパンは2011年11月より、東日本大震災被災地での小規模事業者の復興支援や新規事業の立ち上げ支援を行ってきました。活動開始から2年4か月が経過し、支援先の事業者数も延べ450社にのぼる中、プログラムの成果を客観的に評価するために、プロジェクト開始当初からの出資元であり、パートナー機関である米NGOメルシーコープ(Mercy Corps)と共同で、第三者機関によるプロジェクトの分析と評価を実施しました。

ベルギーのコンサルタント会社であるニューフロンティアサービス社(New Frontier Service)を第三者機関として選定し、昨年9月から約5か月間かけて総合的な評価が実施されました。同レポートの中では、東北復興支援プログラムが迅速かつ柔軟に機能し、行政等からの支援が行き届かない小規模事業者のニーズに的確に応えていること、プログラムスキームの新規性、新規事業創出への貢献、信用金庫とNPOの日本で初めての連携が効果的に機能していること等が高く評価されました。

英語版及び日本語版のレポートはこちらからご覧いただけます。

三陸復興トモダチ基金 第4回事業者支援セミナー(12月6日開催)

2013.12.16

12月6日(金)に気仙沼のゲストハウスアーバンにて、4回目の事業者支援セミナー・交流会を開催致しました。

年末の多忙な時期にもかかわらず、パートナー機関である気仙沼信用金庫さんの多大なご協力を頂き、延べ50名以上の方々にお越し頂きました。

今回は講師に「NPO法人日本障害者アイデア協会」理事長・ノースブルー国際特許事務所所属の本郷隆之様(芸名:あいであ亭教楽様)をお招きし、「小さな会社のアイデア戦略」と題して、いかにして新しいユニークなアイデアを生み出すことができるかというヒントが満載の講演をを行って頂きました。”脳を強制的にフル回転させてアイデアを絞り出すテクニック”や”ネーミングの話”、”小さなアイデアでも特許になりうる”といったお話等、目から鱗の考え方を”落語風のクイズ形式”という独自のスタイルでご紹介頂きました。

講演の後は、毎回恒例の交流会を行いました。今回も、観光業や飲食業、美容室や製造業、IT関連事業や水産関連と多様な業種や業歴の事業者の方々がご参加下さり、事業者の方同士の情報交換を行ったり、プラネットファイナンスジャパンのスタッフや気仙沼信用金庫のご担当者ともなごやかな交流の時間を持ちました。

セミナーの様子

三陸復興トモダチ基金 第3回事業者支援セミナー(9月20日開催)

2013.09.24

今回も気仙沼市内にて事業者支援セミナー・交流会を開催しました。今回のゲストスピーカ ーには、企業経営の分野で豊富な経験と優れた研究成果を持つジョージ・オルコット氏にお 願いしました。オルコット氏は複数の大手企業の取締役と東京大学の特任教授を務められて います。

「東北の復興に世界の人が期待すること」と題して参加者の皆さんにエールを送ってもらい ました。オルコット氏は東北が観光地として優れた可能性を秘めていること、これからは外 国人に対してアピールしていくことが重要であることを、具体的な事例を交えて説明してい ただきました。オルコット氏が提示した視点に参加者の非常に興味を持って聞き入っていま した。

セミナー終了後は恒例となった交流会を開催しました。他の参加者の事業を参考しようと 皆さん活発に意見交換をおこなっていました。

セミナー・交流会の様子

南相馬復興トモダチ基金 贈呈式・事業者交流会を開催(9月19日)

2013.09.24

◆新規事業創出助成 贈呈式を開催

 南相馬復興トモダチ基金は今回新たに6件の被災地域再生・新規事業創出助成をおこないました。9月19日に南相馬市内のあぶくま信用金庫本店にて6名の助成金の贈呈式を開催しました。6名の事業者の方々は風評被害という厳しい状況下であっても意欲的に事業に取り組んでいくことを誓っていました。

 
 

◆事業者交流会の設立

 贈呈式終了後に助成先の事業者の交流を深めるため、新たに「友の会」を設立しました。今回は支援先事業者17社が参加し、自らの事業の近況を報告と活発な意見交換がおこなわれました。普段はこういった機会があまりないことから、他の事業者と交流できる貴重な機会となったようです。

◆現在までの活動状況

 昨年12月に運営を開始して以来、これまで新規事業創出助成を9件、雇用サポート助成 を5件、利子補給を6件実施し、合計で20社の小規模事業者の支援をしています。

三陸復興トモダチ基金 第7期交付先の決定と第8期募集のお知らせ

2013.09.05

この度被災地域再生・新規事業創出助成金 第7期の交付先9件を決定し、8月22日(木)に気仙沼信用金庫本店にて助成金贈呈式をおこないました。今回も地域特有の課題に取り組む事業を展開しようとする方たちばかりです。

また、9月1日より第8期の助成金募集を開始しています(応募締切は9月30日)。三陸復興トモダチ基金は引き続き気仙沼市、陸前高田市、大船渡市、南三陸町で新規事業に挑戦する方を支援していきます。

第7期贈呈式にて

第7期贈呈式にて

代表者名 事業名 内容
小山 太郎  様   株式会社 春夏秋冬 気仙沼市にて訪問入浴サービスと身体の不自由な方の外出支援をおこなう事業を開始。
織野   剛  様 おりの整骨院 気仙沼市本吉町で住民の健康に奉仕するため整骨院を開業している。
菅野 恵 様 雑貨店LAUGH 地元の素材もとにした商品や被災地の手作り小物を販売する雑貨店を陸前高田で創業。
菊地 幸江 様   えんやーどっと 気仙沼市大島にて三陸名物のわかめを素材にした加工食品を開して販売する。
菊地 隆太郎 様 さんまやき さんまの形をした たいやき を気仙沼市内でキッチンカーによる移動販売をおこなう。
田崎 美代子 様 パン工房「母笑」 陸前高田産の素材を使った手作りパンと地域の人たちが集うカフェスペースを提供する。
畠山 稔 様  株式会社Hatami 震災後移動手段を確保できなくなった人たちに対して低価格でレンタカーを提供する。
若杉  秀一 様  株式会社S-PEC 地域密着型の電気工事店として地元の多様なニーズに応えるべく会社を立ち上げる。
吉田 定 様 一般社団法人かたつむり 障害のある方が地域で安心して生活できるように就労支援と地域生活支援をおこなう。

 

被災地域再生・新規事業創出助成金 第8期募集

三陸復興トモダチ基金 第2回事業者支援セミナー(7月22日開催)

2013.08.30

7月22日気仙沼市の魚市場会議室にて第2回の事業者支援セミナー・交流会を開催しました。今回は、株式会社アイリンク社長の齋藤浩昭氏を招いて「牡蠣を通して三陸の真の復興をめざす」と題してご講演いただきました。

齋藤氏のこれまでの起業経験や現在の三陸牡蠣の養殖の復興支援事業の話に多くの参加者は熱心に聞き入っていました。今回も、気仙沼市、陸前高田市、大船渡市、南三陸町から多くの事業者の方が参加しました。講演終了後は講師の齋藤氏を囲んでの交流会が開かれ、参加者が活発に意見交換する刺激的な場となりました。

(左)講演 (右)交流会

(左)講演 (右)交流会

陸中復興トモダチ基金 8事業者に新規創業助成

2013.06.24

今年2月より運営を開始した陸中復興トモダチ基金から初めての新規創出助成先が決定しました。

今回は多数の方から応募があり、4月から5月にかけて選考をおこない意欲の高い8名の事業者を助成先に選出ました。今月13日宮古信用金庫本店にて贈呈式を開催し、助成金を授与しました。

助成式(宮古信金本店にて)

代表者名  所在地  事業内容
 阿部 真也 様 大槌町   贈答品・生活雑貨店「マイハート」
 大杉 繁雄 様 山田町   未利用水産資源の加工食品事業「三陸味処 三五十」
 小山 嘉彦 様 釜石市   カラオケハウス「わりかん」
 川村 美也子 様 釜石市   縫製工房「釜石マダムミコ工房」
 川村 芳弘 様 山田町   自家製天然酵母を使用したパン工房
 三塚  恵 様 釜石市   地元食材を活かしたレストラン「HAMAYUI」
 六串 紀子 様 大槌町   美容室「ヘアデザインコヒア」
 山崎  繁 様 大槌町   商店街ポイントカード事業「福幸きらり商店街」

 

今回助成を受けた事業者の皆さんは地域の復興と雇用創出に向けて新たな事業に挑まれます。プラネットファイナンスジャパンは引続き事業者の方々のサポートを続けていきます。

三陸復興トモダチ基金の新たな取り組み 事業者支援セミナーを開催(5月22日)

2013.06.12

三陸復興トモダチ基金の助成先である事業者の方を対象として、セミナーを5月22日に気仙沼市にて開催しました。助成先の事業支援として新たな試みとなります。気仙沼市のみならず、大船渡市や陸前高田市、南三陸町の事業者を含む、約50名の事業者が参加しました。

まず、信金中央金庫の地域・中小企業研究所からゲストスピーカーとして、  鉢嶺 実様をお招きし「危機を乗り越えてきた老舗企業と新たな創業」というテーマで講演会をおこないました。

被災地で事業に取り組んでいる方にとって示唆に富んだ内容が多く皆さん講演を熱心に聞き入っていました。

講演会の様子

講演会終了後、事業者交流会が開かれました。交流会では、数名の方からの申し出があり自社のビジネスモデルを発表してもらいました。

また、商品を持ち込んでプレゼンテーションをされる方もいて、活気のある場となりました。 お互いの事業について活発に意見交換し交流を深めることができた貴重な機会となったようです。

交流会の様子

事業者支援セミナーは今後も随時開催し、引続き被災地の事業者を支援していきます。

三陸復興トモダチ基金、第6期交付先を決定

2013.06.06

2013年5月1日(水)、気仙沼信用金庫にて、三陸復興トモダチ基金 第六回被災地域再生・新規事業創出助成金の贈呈式を行いました。 ご応募頂いた中で、今回以下件数の事業者への助成を決定いたしました。気仙沼市:3件、大船渡市:1件

2011年11月より現在までに、三陸トモダチ基金は36社の新規事業をサポートしています。今回採択された事業者の方々の抱負からも、懸命に地域に貢献したい、という熱い志が伝わってきました。

第6期助成式にて

代表者名 事業名 内容
 佐々木 政紀   様   三陸サイコー商店会 市内中心部より約20km、三陸町越喜来地区の仮設商店街の店舗が集結し、協同組合を設立。
     松下 初男   様 たこよし 気仙沼市街地にて今年1月、長年の夢であったタコ焼き屋を起業。
    村上 聡子   様  ホームケアセンター きくや 自身の経験を生かし、地元気仙沼大島に戻り介護事業をスタート。6月開業予定。
米倉 三喜子   様   フットケア よつば  震災後より本格的にマッサージの施術を実施。市内でも数少ない足つぼマッサージを提供。

 

  ※三陸復興トモダチ基金はメーシコープ、エヌビディア社および株式会社ユニクロからの支援で運営されています。

 

支援先の一つ「スーパーさいち」(南三陸町)をご紹介します

2013.05.28

  

 「三陸復興トモダチ基金」の支援先の一つ、南三陸町の「スーパーさいち」をご紹介します。

「スーパーさいち」は、主に南三陸地域の仮設住宅を、移動販売車で回るスーパーマーケットです。震災により近隣のスーパーマーケットが休業した、津波で車が流されてしまった、などの理由により、南三陸町では未だに多くの人が買い物に負担を強いられています。地域ではスーパーの他、小売店の多くも被災してしまった為、生活用品を買える場所がコンビニ以外になく、隣の登米市に30分以上かけて買い物に通う町民も少なくありません。

南三陸町の位置

三陸沿岸地域の中での南三陸町の位置

  スーパーさいちは、そんな移動手段を持たない被災者に、生鮮食品や日用品などを冷蔵車で移動販売しています。代表の最知純さんは13年間マグロ漁師として世界各国をまわったのち、気仙沼市の海産物・土産物市場である『海の市』の店長を10年以上務めました。これらの経験により、お店ではその日市場で仕入れた新鮮な魚や、刺身などの加工食品が手頃な値段で提供されています。

移動販売車に乗りこむ最知さん

  地元の人々にとって、最知さんは古くからの顔なじみであるため、移動販売者の巡回は仮設住宅に住む人の安心感にもつながっています。定期的にスーパーさいちを利用するお客さんは、「最知さんの所で買った美味しいお刺身を食べるのが週末の楽しみなのよ。」と笑顔をのぞかせていました。

「スーパーさいち」で販売される新鮮な海産物

 「店の準備は早朝3時から行われますが、私の到着を笑顔で待ってくれるお客様がいるのでこの仕事を楽しんでいます。地元の海で漁師が採った海産物を地元の人に食べてもらうことを通じて地域の復興に貢献していきたいです。」と最知さんは語って下さいました。

海産物以外にも様々な食品や日用品が販売されています

Page Top