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成功ストーリー

途上国の女性や貧困層の人々が、マイクロファイナンスを利用して事業の拡大や維持をはかり、所得の向上や生活改善に成功した事例は数多くあります。

インド

■Momena Begum: 野菜販売

 26歳のMomena Begumは野菜販売を始めるために3000ルピー(6000円)を借り入れた。その後、事業拡大のため、5000ルピー(10000円)の第2回目借入を実施。

Momenaの事業は現在、ひと月に1500ルピー(3000円)の収入を上げており、息子の学費を賄うことができている。 

フィリピン

■ヴィジタリンダン・ルクツ 『移動販売』

ヴィジタリンダン・ルクツは、マイクロファイナンスからの融資を受け三輪車を購入、それを移動式店舗に改造した。台所用品、化粧品、掃除用具、修理道具などの日用品を低価格で買い付け販売している。

マイクロファイナンスの融資を受ける以前は、高利貸しからの借金により収益率は17%だったが、現在はマイクロファイナンスによる低金利の融資によって日商の50%、一日 1200円を収入として得ている。 

カンボジア

■キーン・ラムニア、ソン・シャロン 『イベント機材レンタル業』

この二人の兄弟は、結婚式や宗教儀式、祝賀行事など、地域で開催される様々なイベントに必要な機材レンタルの事業を拡張するため、マイクロファイナンスを活用した。

最初の融資で16万円を借り、18ヶ月をかけて返済。大規模なイベントにも対応できる機材を増設する資金として、机や椅子、音響装置、そしてそれらを開催地まで運搬するためのトラックを購入した。返済は月2.5%(14,000円)。この融資には月々500円を強制的に積立てるプランが伴う。

2005年1月にスタートして以来、事業は大きくなり現在では新たに2人の従業員を雇っている。毎月の収入は5万円に達し、3人の子供の教育と医療に役立てている。 

フィリピン

■アルセニア・ガルシア 『リサイクル事業』

 アルセニア・ガルシア は、マイクロファイナンスから19回目の融資を受け、最終回の融資額は25万5千円だった。 10年前、アルセニアは最初の融資でリサイクルビジネスを 立ち上げた。廃品回収者から中古品や壊れた品々を購入し、 夫と共にそれらを修理して販売する。プラスチック、スチー ル、金属製の製品などを取り扱う。

以来、彼女は車を購入し住宅をも所有している。事業は1日 平均4万5千円の売上げをもたらし、彼女の収入は1日平均3000円におよぶ。 

モロッコ

■ファティマ・アイト・ハッソー 『かばん・絨毯・籠の職手』

ファティマ (写真左)は結婚し、4人の子供がいる。彼女は布製 のバッグや絨毯、バスケットの機織りを専門としている。 5万5千円の融資を6回受け原材料の購入資金を得た。事業は大きくなり、現在は7人の女性を雇用するとともに、子供たちのうちの2人を学校に通わせている。

 

マリ共和国

■シラ・ファトゥマタ・サコ 『ドレスメーカー』

シラは夫と8人の子供達と共に首都バマコに住む。作業工場への投資として、マイクロファイナンスの融資を4回の受け、女性用と男性用の衣服を製造している。彼女の店の名前は「Faida」、「優秀」という意味だ。

 

エリトリア

■ゴイトム・ウォルダイ 『家畜販売』

 ゴイトム・ウォルダイ はマイクロファイナンスの融資額8万円をもとに、スーダンとの国境近くの村で家畜を飼い入れた。 彼は家族と共に家畜を連れ、牧草地をたどりながら15日間かけてヒンバーティやアスマラといった町まで歩き、マー ケットでそれらを売って生計をたてている。

乾季の間牧草は十分でないが、この仕事は収益が高く、事業拡張の投資として彼は新たな借入を考えている。 

エジプト

■ ソライア・アリ 『食料雑貨品店オーナー』

ソライア・アリは、3年前マイクロファイナンスからの6千円の融資で、自身の食料品店の経営を大きく発展させ、観光学を学ぶ息子の教育費を払い終えた。

現在、彼女は4回目となる融資金3万3千円をもとに、品揃えをさらに充実させ、携帯電話を販売する第二のビジネスを始めている。 

アルゼンチン

■ネストル 『看板、広告パネルの製作業』

 ネストルは、2005年5月に初めて2ヶ月のローンを組み、 13万円の融資を受けてペンキやテント地など、看板業に必要な道具を買い揃えた。次の目標は小型トラックを手に入れ ることだ。これにより、今は必要がある度に借りているトラッ クのレンタル費用を削減でき、より便利で柔軟な対応ができるようになった。

 

コロンビア

■ホアン、シンティア 『Tシャツメーカー』

 ホアンがデザインし、シンティアが型紙を担当する。彼らは13万円と27万円の二度の融資を受け、ワークテーブルやアイロン、アイロン台、そしてステンシルを洗い流す器械を買っ た。以前の古い器械では間に合わずいつも夜遅くまで仕事をしていたが、今では3人の子供たちと過ごす時間が増えた。 マイホームの夢を叶えるため少しずつ貯金も始めている。

 

ヨルダン

■アサイド・バシオニー 『機械修理』

 初めてマイクロファイナンスを知った2001年、アサイドは2年間失業中で妻と7人の子供たちとの生活は困難を極めていた。 8人の子供の父親となった現在、古い機械を手に入れ、それを修理して売るという事業は急速に成長した。

第一回目の融資金3 万6千円で、必要な道具類を揃え、店を借りた。そして、手始めの修理品であり商品となる古い機械を買い、二回目の融資では発電機を購入した。 第三回目の融資9万円をもとに、レストランで使用する「ヒヨコ豆をすり潰す」機械を開発。四回目の融資金と貯金を使い、レンタカーを借りずに自分の車で仕事と顧客を開拓できるようトラックを購入した。

 

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