日本は、ODA(政府開発援助)大国の1つですが、マイクロファイナンスへの関わりは限定されているといえます。 ポジティブプラネットジャパンをこの状況を変えたいと思っています。
ポジティブプラネットジャパンは、現在主な活動として以下の4つに取り組んでいます。
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- マイクロファイナンスに関する普及啓発活動:日本においてマイクロファイナンスに関する理解を深めるための活動。セミナーや講義の企画・実施、メディアへの発信などを実施。
- マイクロファイナンス機関の経営支援・技術協力及び人材育成:途上国のマイクロファイナンス機関の経営能力の向上に向けた支援活動。貧困層の生活実態の調査や、貧困層のニーズに合わせた商品開発、人材育成、社会性と財務持続性を両立させるための経営戦略の導入などの支援。国際協力機構の支援により、パキスタンやフィリピンなどで実施実績があります。
- マイクロファイナンスを通じた企業との連携/FS調査:民間企業がBOPビジネスやソーシャルビジネスの展開を検討する際に、マイクロファイナンス機関とのネットワークを活用した市場調査やビジネスモデル策定の支援を実施。日本ではこれまでエネルギーやアパレルの分野でアジア、アフリカで調査を支援しました。
- マイクロファイナンスの考え方を活用した東北復興支援活動:東日本大震災の被災地で事業を営む小規模事業者の方々の支援を通じて、地域の雇用促進、経済復興の支援する取り組み。途上国で培ったマイクロファイナンスのノウハウやアプローチも活用しながら、主に三陸地域において地元に根付いた信用金庫と共同で支援活動を実施しています。